産業技術総合研究所
一般に“世界一硬い食品”とも言われる鰹節は、通常は削って利用されるだけで、立体的な加工は困難と考えられてきた。本研究では、鰹節タンパク質が示す熱可塑性に着目し、加水・加熱・加圧によって三次元形状へ成形する技術を開発した。得られた成形体は接着剤や樹脂を用いない鰹節100%のモノコック構造であり、高級感や耐水性を備える。最大の特徴は、「容器そのものが出汁素材」である点で、使用中に風味を付与する新しい食体験を提供できる。減塩食向け食器、ペット用品、芳香性ルアーなどへの応用を想定しており、水産資源の高付加価値利用と循環型ものづくりへの貢献が期待される。
| ブース番号 | P-9 |
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| カテゴリー | 自治体・官公庁・行政 |